ナベナ

 
'05.8.14
'06.8.26 / '07.8.23
くじゅう
'08.9.3 / '16.8.30
くじゅう
                                    
  *従来の分類体系ではマツムシ科
 Dipsacus japonicus Miq.
ナベナ(山芹菜・続断) / *スイカズラ科 ナベナ属 2年草 / 8~10月 / 本、四、九
山地の日当たりの良い湿ったところ。高さ100~200cm。茎はよく分枝し、全体に刺状の剛毛が生え、茎の下部には下向きの長毛が密生する。葉は対生し、羽状に全裂し、鋸歯縁。葉柄に翼がある。茎の下部の葉は5裂し、上部では0~3裂し、頂葉片が最も大きい。頭花は長く伸びた枝先に点頭する。頭花は多数の淡紅紫色の小花が集まり、直径2~3cmの球形~楕円形。小花は全て筒状花、長さ約7mm、花冠の先は4裂し、雄しべ4個が突き出し、紫褐色の葯が目立つ。花冠の間にから突き出る緑色の刺状のものは花床鱗片で、長さ約8mm、先が刺状に尖り、褐色を帯び、毛が生える。総苞片は1列、線形で垂れ下がる。

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