キュウシュウコゴメグサ

                ’04.9.25撮影 天山(佐賀県)


               ’01.8.25撮影 天山(佐賀県)


                                 ’09.9.11撮影 天山(佐賀県)

ご飯粒くらいの白い花なので「小米草」。
よく見ると黄色の斑点があって、なかなか可愛らしい顔しています。
しかし、コゴメグサの仲間は数種ありますから、見分けが大変です。




           ’03.8.16撮影 吾妻山(広島/島根県)



                            ’03.8.16撮影 吾妻山(広島/島根県)



                           ’03.8.16撮影 吾妻山(広島/島根県)

群生しているママコナの横にはキュウシュウコゴメグサも負けじと群生。
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  *APG分類。従来の分類ではゴマノハグサ科
 Euphrasia insignis Wettst. subsp. iinumae (Takeda) T.Yamaz. var. kiusiana (Y.Kimura) T.Yamaz. 
キュウシュウコゴメグサ(九州小米草)/ *ハマウツボ科 ココメグサ属 1年草 / 8~10月 /
                                                                                                 近畿地方北部・中国地方・九州北西部
山地の日当たりよい草地。茎は基部で分枝して小さな株をつくり、高さ7~25cm、寝た毛が生える。葉は下部のものは対生、中部以上は一部互生し、卵形、先は尖り、鋭鋸歯があり、基部は幅広いくさび形で、ほとんど無柄。花は上部の葉腋ごとに1花ずつつき、白色。苞は葉状で小さい。萼は広鐘形で、4裂する。花冠は唇形で長さ0.7~1cm、白色で、上唇内側に紫色の条があり、下唇の内側には黄斑があり、長さは萼の2.5~3倍。蒴果は倒卵形で、長さ5mm内外、中に大型の種子が数個ある。
  <よく似たもの>
 タチコゴメグサ :茎の高さが30cmくらい 葉は広い卵形で細かく、鋸歯が片面5~7個で鋭く針状に尖る
 ツクシコゴメグサ:茎の高さが35cmくらい 葉は長い楕円形で、鋸歯がやや鈍い。 
                 
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