クルマバナ
’02.8.3撮影 くじゅう(大分県)
’01.8.19撮影 くじゅう(大分県)
段々にピンクの花が咲くので可愛いです。
イヌトウバナに似てますが、花の色も萼の色も赤味が濃いです。
花が終わったあとも紅紫を帯びた萼が段々にかたまって残っているので、
イヌトウバナとは違って見えます。
’21.7.11撮影 四王寺山(福岡県)
’02.7.7撮影 乗鞍高原(長野県)
チシマオドリコソウかなと思ったのですが、花をじっくり見るとクルマバナでした。
Clinopodium chinense (Benth.) Kuntze subsp. grandiflorum (Maxim.) H.Hara
クルマバナ
(車花) / シソ科 トウバナ属 多年草 / 8~9月 / 北海道~九州
日当たりのよい山野の道ばた。茎は方形で高さ20~80cm、まばらに下向きの毛がある。葉は5~15mmの柄があり、葉身は長さ3~7cm、幅1.5~3cm、上面及び下面脈上に毛がある。花序の輪は互いにへだたり小苞は線形で長く、ふちには開出する粗毛があり、萼の中部以上に達する。萼は筒状2唇形で長さ約8mm、まばらに開出毛があり通常紫色を帯びる。花冠は長さ8~10mm。雄しべは4本で下の2本は長く共に斜上する。分果はやや扁平な円形で長さ約1mm。
<よく似ているもの>
ヤマクルマバナ:花が白色で萼が通常紫色を帯びない。
イヌトウバナ :萼は緑、花は白色。
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