ヤブレガサ


                              '06.4.23撮影 平尾台(福岡県)

閉じたミニミニ傘がいっぱい!



                 ’16.4.22撮影 平尾台(福岡県)

少し開いてきました!


                                  ’01.5.5撮影 平尾台(福岡県)

ミニ傘はいつの間にか普通サイズの傘に!
雨傘にも日傘にもなりません。



                 ’01.7.1撮影  平尾台(福岡県)



                 ’24.11.5撮影 平尾台(福岡県)




                                  ’19.5.9撮影 高岡郡(高知県)

高知県にはヤブレガサモドキが分布しているのですが、普通のヤブレガサですよね。??
モドキはもっと波の裂片が細く、花序が逆三角形に見えるそうです。



                                  ’20.7.21撮影 西予市(愛媛県)

ヤブレガサの綺麗な葉が並んでいました。

 Syneilesis palmata (Thunb.) Maxim.
ヤブレガサ(破れ傘) / キク科 ヤブレガサ属 多年草 / 花7~10月 / 本州~九州
草丈70~120cm。若い個体は根出葉1枚のみで、花茎が出ない。年数が過ぎ栄養が蓄積されると花茎を出す。根生葉は円形で楯状につき、直径35~50cm、掌状に深裂する。裂片は7~9個、しばしば2中裂し、鋭尖頭で縁には不揃いな鋭鋸歯がある。葉柄は長さ7~15cmと長い。茎葉は2~3個。頭花は円錐花序につき、花は両性の筒状花のみからなり、直径8~10mm。花冠は白色で時に淡紅色を帯び、先は5裂する。よく似たヤブレガサモドキは極限られたところに分布し、花が散房状(逆三角形で上部が平)につく。 
 <ヤブレガサ属日本の種>
 タンバヤブレガサ: 南丹市にあった稀な植物。頭花は散房状花序につき、花茎の葉腋にムカゴがつかない。
         現在は生育が確認されていない。
 ヤブレガサ : 頭花は円錐花序につく。日本の本州・四国・九州、朝鮮に分布する。
 ヤブレガサモドキ : 頭花は散房状花序につき、花茎の葉腋にムカゴがつく。四国の一部にごく稀に生育する。
  ヒロハヤブレガサモドキ ( ヤブレガサモドキの変。) 

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