シオデ
’24.7.3撮影 平尾台(福岡県)
雌雄異株でこの花は雄花。↑↓
’04.7.25撮影 平尾台(福岡県)
タチシオデより2ヶ月くらい遅く花が咲きます。
葉柄が短く、巻きひげで周囲の植物に絡みついています。
雄花 ’04.7.25撮影 平尾台(福岡県)
雄しべの葯は線形で鉤形に曲がっています。
’18.7.28撮影 阿蘇外輪(熊本県)
雌花 ↑↓
’18.7.28撮影 阿蘇外輪(熊本県)
*APG分類体系、従来の分類ではユリ科
Smilax riparia A.DC.
シオデ
(牛尾菜)/ *サルトリイバラ(シオデ)科 サルトリイバラ(シオデ)属 多年草 / 7~8月/ 北~九
山野。茎はつる状に長く伸びる。葉は互生し、長さ5~15cmの卵状長楕円形で5~7脈があり、やや厚くて光沢があり、裏面は緑色。葉柄は長さ1~2cmで、基部に托葉の変形した、巻ひげがあり、これで絡みつく。葉腋から散形花序をだし、淡黄緑色の小さな花をつける。雌雄異株。雄花の花被片は長さ4~5mmの披針形。葯は線形で鉤形に曲がる。雌花の花被片は長楕円形でやや小さい。花柱はほとんどなく、緑色の子房の上に3裂してそり返った柱頭がのっている。液果は直径約1cmの球形で黒熟する。
よく似たタチシオデは、花期が5~6月で、雄しべの葯が楕円形、花被片が平開、葉の裏面が粉白色。
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