コオニユリ
’05.7.24撮影 湊浜(佐賀県)
沿海地の道路沿いも茎を高く伸ばしたコオニユリが花盛りです。
’05.7.24撮影 湊浜(佐賀県)
’11.7.23撮影 白岳(長崎県)
’11.7.23撮影 白岳(長崎県)
山地岩場はニシノハマカンゾウが群生していますが、少数派のコオニユリも負けじと輝いています。
一番わかりやすいオニユリとの違いは、葉腋にムカゴがないことです。
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Lilium leichtlinii Hook.f. f. pseudotigrinum (Carrière) H.Hara et Kitam.
コオニユリ
(小鬼百合) / ユリ科 ユリ属 多年草 / 7~9月 / 北海道~九州
低地の湿地、海岸、山地の草原。高さ1~2m。オニユリに似るが、鱗茎は小さく、葉腋にムカゴがつかず、花も小型で、結実する。葉は互生し多数つき、長さ8~15cmの披針形。花被片の長さは6~8cm。(オニユリの花被片の長さは7~10cm)、花被片は6個、橙色に紫黒色の斑点が多数あり、強くそり返る。雄しべは6個、葯が大きく目立つ。蒴果は長さ約3㎝、多数の種子が入る。種子は長さ約7㎜、扁平で軽く、周囲に翼がある。
オニユリ
: 田んぼや土手に咲き、葉の付け根にむかご(珠芽)がつくのが特徴。
クルマユリ
: 高原や高山に咲き、葉が輪生するのが特徴。
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