ハスノハカズラ


                                 ’05.7.3撮影 加江田渓谷(宮崎県)

葉柄は盾状についています。


  雌花序                           ’24.7.3撮影 平尾台(福岡県)

直径2~3mmの小さな花をつけた雌花序です。
雌花序のクローズアップ↓


雌花は花弁、萼片とも3~4個、雄しべはなく、子房は1個、柱頭は数個に分裂しています。


雄花序            ’05.7.3撮影 加江田渓谷(宮崎県)


雄花序            ’05.7.3撮影 加江田渓谷(宮崎県)

柱状の雄しべと円盤状の葯の形が面白いのですが、鮮明な画像が撮れません。




                ’09.11.4撮影 平戸(長崎県)



                  ’09.10.28撮影 相島(福岡県)

 Stephania japonica (Thunb.) Miers
ハスノハカズラ(蓮の葉葛)/ツヅラフジ科 ハスノハカズラ属 常緑つる性木本/花7~9月 果実11月/本~沖
別名はイヌツヅラフジ。葉身は三角状卵円形で全縁。葉柄は盾状につく。雌雄異株。葉腋から出た花序に淡緑色の小さな花(2~3mm)を多数つける。花弁は3~4個。雄花の萼片は6~8個。雌花の萼片は3~4個と少ない。雄花の雄しべ6個は合着して柱状、葯も合着して円盤状。雌花の雌しべは1個。果実は核果。直径6mmの球形で、11月頃赤く熟す。核はやや扁平で両側が凹み、周囲に鎖状の隆起がある。
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