ヤマハタザオ


                ’10.6.21撮影 くじゅう(大分県)


                         ’10.6.21撮影 くじゅう(大分県)


林の縁で出迎えてくれたヤマハタザオさんです。
とってもスリムなのに、まっすぐ立っていられる秘訣を教えてもらいたいです。

ハタザオと似ていますが、ヤマハタザオは花が純白で、
全体に緑色で粉白を帯びず、茎に毛があり、葉は鋸歯縁になるのが特徴のようです。



               ’02.5.19撮影 平尾台(福岡県)


山に生えるので、山旗竿、浜に生える浜旗竿
みんな細い細い竿なのに、折れもせず、真っ直ぐ立っているのが不思議です。

ヤマハタザオ(山旗竿) / アブラナ科 ヤマハタザオ属 多年草 / 5〜7月 / 北、本、四、九
  山地の草原、林の縁 高さ30〜80cm。根出葉はロゼット状、葉身は長楕円状へら形、長さ2.5〜10cm、
  幅1〜2.5cm。鈍頭で基部は細まって短い柄となる。茎葉は狭卵形、長さ1.5〜7cm、縁には波状の鋸歯が
  あり、柄がなく基部で茎を抱く。花は茎頂につき、花弁は4個、楕円状へら形、長さ3.5〜5mm。花序は果時には
  長く伸び、全長の半分以上が花序で占められる。長角果は直立して主軸に平行してつき、長線形で長さ2〜6cm、
  無毛。種子は楕円形、長さ1〜1.5mm、狭い翼がある。

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