タチハコベ


                                    ’22.5.28撮影 福岡県

昨年より少し早く出掛けてみましたが、花弁のある花を見つけることが出来ませんでした。
ここに生育するものは、花弁が退化したものばかりかもしれません。
花の大きさは5〜6mmと小さくても、白い花弁があると、存在感があるのですが、、、
花弁のないアオハコベよりも、地味なのはなぜでしょう。



                     ’22.5.28撮影 福岡県



                     ’22.5.28撮影 福岡県

アオハコベは葉柄が殆どありませんが、
本種ははっきりとした葉柄があります。また葉脈が入っているのも特徴です。





                    ’21.6.5撮影 福岡県

葉に3脈があるハコベを必死に探し、やっと見つけました。
が、、、アオハコベみたいに白い花弁がありません。(-.-;)
花期末期だからかしら???
来年は白い花弁のあるタチハコベを見つけたいと思います。



                       ’21.6.5撮影 福岡県

全開していなかったので、花の直径は5mm程度、
カメラのモニターで拡大すると萼片の縁が半透明になっています。
ここの個体は白い花弁がないので、萼片をしっかり見ることが出来ます。
が、、、花を撮影するのに疲れ、特徴ある葉をフォーカスしていませんでした。



                   ’21.6.5撮影 福岡県



                                       ’21.6.5撮影 福岡県

茎が細く立つことが出来ず、無茶苦茶に絡み合っています。
どこにでもありそうな草なので、注目する人はいないよね。
同属のオオヤマフスマとはかなりイメージが違い、超々地味です。

タチハコベ(立繁縷)/ ナデシコ科 オオヤマフスマ属 1年草または越年草 / 3〜8月 / 北〜九
  別名 エゾフスマ。山地の草地、石垣。茎は下部から枝をわけて広がり、下向きの短毛を密生し、高さ7〜20cm。
  葉は卵形〜広卵形で先は鋭形で基部は広いくさび形、葉柄があり、3本の葉脈が走り、葉質は薄く、ほぼ平滑で
  あるが、葉の裏の中脈と葉の縁には細毛が並んで生えている。花はまばらで、小花柄は長さ1〜4cm。萼片は
  長さ3.5〜5mm、針状披針形で鋭く尖り、中央背部には毛があり、両片は膜質である。。花弁は非常に小さく
  白色、長倒卵形で、萼片より短い。果実は卵球形のさく果。

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