ソクシンラン
’10.6.7撮影 平尾台(福岡県)
’10.6.7撮影 平尾台(福岡県)
’10.6.5撮影 平尾台(福岡県)
名前に「ラン」とつきますが、ラン科ではありません。
花はとっても地味ですが、背高ノッポなので目につきます。
仲間のノギランより、根生葉の幅が狭く、蕾の形は似ていますが、淡色でやや白っぽいです。
’22.5.25撮影 樫原湿原(佐賀県)
湿原ではワラビが一面に群生し、ノアザミ、ソクシンランが彩りを添えていました。
*APG分類体系、従来の分類ではユリ科
Aletris spicata (Thunb.) Franch.
ソクシンラン
(束心蘭) / *キンコウカ科 ソクシンラン属 多年草 / 4~6月 / 本(関東以西)~沖
日当たりのいい草地や山麓。草丈30~50cm。根出葉は多数あり、葉身は線形で、長さ10~30cm、幅3~7mm。鋭尖頭で、3脈があり、無毛。古い葉は繊維となって基部に少し残る。花は花茎の先に長さ15~20cmの穂状花序になり、多数の花がやや密につき、斜めに立つ。花茎には線形で、長さ25~60mmの苞状葉を散生する。花序軸、花柄に白く縮れた毛がある。花被片はつぼ形で、白色~淡紅色、長さ5~6mm、先は6裂し、裂片は披針形、花被片の外側には白く縮れた毛がある。雄しべは6個、花被片につく。果実(蒴果)は倒卵形、長さ3~4mm。種子は長楕円形で、長さ約4mm。
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