マタタビ


< 両性花 >           ’07.6.16撮影 福智山(福岡県)



< 両性花 >          ’07.6.16撮影 福智山(福岡県)



< 雄花 >                        ’07.6.16撮影 福智山(福岡県)



< 雄花 >                            ’03.6.21撮影 英彦山(福岡県)



                                  ’03.6.21撮影 英彦山(福岡県)

花期になると葉を白くして、虫たちにアピールしているのでしょうね。

<  果実  >                       ’21.8.23撮影 若杉山(福岡県)



< 若い果実 >                   ’07.7.3撮影 菊池市(熊本県)

 Actinidia polygama (Siebold et Zucc.) Planch. ex Maxim.
マタタビ(木天蓼) / マタタビ科 マタタビ属 落葉つる性木本 / 6~7月 / 北、本、四、九
山地。葉は互生、葉身は広卵形~楕円形~やや長楕円形、長さ6~15cm、幅3.5~8cm。先は鋭尖頭~急鋭尖頭、基部は普通切形~円形、縁には尖った低鋸歯がある。枝の先につく葉は、花時に表面全体または上部が白色になる。葉柄は長さ2~7cm。花は雄株と両性花をつける株があり、本年枝の中部付近の葉腋に1(~3)個が下向きに咲く。花は白色で芳香があり、径2~2.5cm。花弁は5個、広楕円形~広倒卵形、長さ1~1.2cm。雄しべは多数、葯は黄色。両性花の子房は長楕円形で無毛、長さ4~6mm、花柱は線形で多数あって放射状に開き、長さ約3mm。萼は5個、卵形~楕円形、長さ約5mm、膜質で縁近くに白色の細毛がある。果実(液果)は長楕円形で先は嘴状に細くなり、長さ2~2.5cm、10月ごろ橙黄色に熟す。種子は多数あり、長さ約1.5mm。虫こぶのできた果実を乾燥したものを木天蓼(もくてんりょう)と呼び、鎮痛や強壮などの薬用にする。
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