イワニガナ (ジシバリ


           ’04.5.15撮影 中津山(明神山)高知・愛媛県

別名はジシバリ。
植物が少ない岩ゴロゴロの礫地にイワニガナだけが
にこやかに咲いていました。
オオジシバリは湿った土地を好み、イワニガナは乾いた荒れ地を好むそうです。



                                 ’10.4.18撮影 佐伯市(大分県)

イワニガナの葉は丸っぽく小さく、卵円形~広卵形で、鋸歯がほとんどない。
オオジシバリの葉は細長く、倒披針形~へら状楕円形で、不規則な鋸歯が多いです。
ハマニガナは砂浜だけに生え、葉は厚く長い柄があり、掌状に3~5中~全裂しています。

↓花だけ見ると、よく似ています。

 Ixeris stolonifera A.Gray
イワニガナ(地縛り)別名はジシバリ / キク科 ニガナ属 多年草 / 4~6月 / 日本全土
山野の乾燥した荒れ地。草丈8~15cm。根元から細い茎(走出枝)を出して広がり、新しく株を作る。葉はロゼット状または長い走出茎につき、卵形~楕円形、長さ1~3cm、幅0.8~2cm。質は薄く、長い葉柄がある。頭花は花茎の先に1~3個つき、黄色で直径2~2.5cm、小花は18~20個。総苞は8~10mmで、外片は短く内片と同長。果実(痩果)は紡錘形、長さ約4mm、冠毛は白色、長さ約5mm。
<似たもの>
 オオジシバリ:葉は細長く、倒披針形~へら状楕円形で、不規則な鋸歯が多い。
 ハマニガナ:砂浜だけに生え、葉は厚く長い柄があり、掌状に3~5中~全裂する。

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