ヤナギバシャリントウの 園芸品種オータムファイアー
不明種が判明しました。
’11.5.31撮影 猪野ダム(福岡県)
Googleレンズで検索し、ヒントをもらいました。
コトネアスターの一種でヤナギバシャリントウがよく似ています。
さらに調べるとヤナギバシャリントウを改良した園芸品種がたくさんあり、
蔓のように下向きに枝を伸ばすオータムファイアーという品種にたどり着きました。
’11.5.31撮影 猪野ダム(福岡県)
ダムサイトの法面に野生化し、秋には赤い果実をつけていました。
’11.5.31撮影 猪野ダム(福岡県)
Cotoneaster salicifolius Franch.
ヤナギバシャリントウ
(柳葉車輪桃)/バラ科 シャリントウ属 常緑低木 / 5~6月 / 中国原産
高さ約5m。茎は細く、よく伸びてアーチ状に垂れる。葉は濃緑色で、葉身は長さ5~10cm、先が尖った狭楕円形で、全縁で、葉脈部が凹み、裏面は白い毛が生え、互生する。葉腋に花序を作り、白色の5弁花を咲かせる。花径は5~6mm。果実は球形の梨状果。10月頃に光沢のある葉は赤く紅葉し、果実は鮮紅色に熟す。果実の先端に萼片が残る。
改良された園芸品種
オータム・ファイアー
Cotoneaster salicifolius Franch cv. Autumn Fire は茎が地面を這う性質をもち、都市緑化に利用される。ピラカンサによく似るが、コトネアスターの葉には鋸歯がなく、枝に刺がない。
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