ウワミズザクラ



花弁より長い雄しべが目立ちます。




満開ではないですが、美しい花を咲かせていました。

’24.5.22撮影 菅平湿原(長野県)

Padus grayana (Maxim.) C.K.Schneid.  ウワミズザクラ
ウワミズザクラ(上溝桜)/ バラ科 サクラ属 落葉高木 / 4~5月 /北(中南部)~九(熊本県まで)
  日当たりのいい沢の谷間の斜面。高さ15~20m。葉は互生し、葉身は長楕円形~卵状長楕円形、長さ8~11cm。先は尾状に尖り、基部は円形~鈍形、縁には細く鋭い鋸歯がある。両面とも無毛だが、時に裏面脈上に白毛がある。葉柄は長さ7~10mm。花は葉の展開後、新枝の先から長さ8~15cmの総状花序となり、白い花を多数つける。花序の下部には3~5個の葉がつく。花は径約6mm、花弁は5個、倒卵形で長さ約3mm、先は円形、縁には少数の歯牙状の鋸歯があり、花時には平開する。萼筒は鐘形で無毛、萼片は長楕円形で小さい。雄しべは30個前後、花弁より長い。花柄は長さ4~6mm。果実(核果)は卵円球形、熟すと赤色から黒紫色になる。 

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