トウネズミモチ

 
                              ’25.11.30撮影 志賀島(福岡県)

たわわに果実が実り、重そうです。
ネズミモチも同じような果実ですが、まばらにしかつけていません。
葉の形も、少し違って、少し大きく、先が細長く狭まっています。



           ’25.11.30撮影 志賀島(福岡県)



                              ’25.11.30撮影 志賀島(福岡県)


                ’25.11.30撮影 志賀島(福岡県)

 Ligustrum lucidum Aiton
トウネズミモチ(唐鼠黐)/モクセイ科 イボタノキ属 常緑小高木 / 6~7月 / 中国原産
  逸出帰化。高さ10~15m。樹皮は褐灰色で多くの皮目がある。葉は対生、葉身は卵状楕円形、長さ6~12cm、幅3~5cm。先は細長く尖り、基部近くが最も広く、全縁。質は厚い革質、濃緑色で光沢があり、無毛。花は新枝の先に長さ10~20cmの円錐花序となり、花冠は白色で筒状漏斗形、長さ3~4mm、先は4裂し、裂片は平開する。雄しべは2個、葯は花筒より飛び出る。果実は楕円形で長さ8~10mm、径5~6mm、黒紫色に熟す。
<ネズミモチとの区別点>
ネズミモチより葉が大きく、先が細長くとがる。またネズミモチの葉は中央部がもっとも幅が広いのに対し、トウネズミモチは基部近くが幅広い。葉を透かしてみてもネズミモチの脈は透けない。

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