テイカカズラ


                                                 ’21.6.14撮影 四王寺山(福岡県)



                               ’21.6.14撮影 四王寺山(福岡県)



                ’17.5.15撮影 延岡市(宮崎県)



                 ’17.5.15撮影 延岡市(宮崎県)

高鍋町で見たテイカカズラも驚きましたが、こちらはそれ以上!
凄さも美しさも上でした。





          ’02.5.18撮影 磯間岳(鹿児島県)



                   ’02.5.18撮影 磯間岳(鹿児島県)

いろんなところで見かけるのですが、一番印象に残っているテイカカズラの出会いは岩場の上。
低山なのですが、直角に切り立つ岩の鎖場はスリリング。
身ひとつだったら大したこと無いんですが、カメラと三脚が....。
冷や汗をかきながら、鎖を頼りに登っていると、テイカカズラが私の顔に大接近、よい香りでした。



ケテイカカズラ



               ’04.5.3撮影 高鍋町(宮崎県)

天まで伸びそう!
後日、教えて頂いたのですが、この辺りはケテイカカズラが多いそうです。
撮影した画像では正確な判断は出来ませんが、花筒の太いところと細いところが同長のような。



                ’04.5.3撮影 高鍋町(宮崎県)

ケテイカカズラの区別点は
分布域が南方系、花筒の細い部分と太い部分が同長、花の中心に雄しべが見えない、葉裏に毛が多い。

 <和名の由来>
  式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、定家葛に生まれ変わり、彼女の墓にからみついた
  という伝説に基づくそうです。
 Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai var. asiaticum
テイカカズラ(定家葛) / キョウチクトウ科 テイカカズラ属 常緑つる性木本 / 5~6月 / 本~九

茎から気根をだし樹幹や岩壁をよじ登る。葉は対生し、楕円形~長楕円形で長さ3~7cm、幅1.2~2.5cm。革質で鋭頭、全縁で表面に光沢がある。花は枝先や葉腋に集散花序となり、花冠は白色で高杯形、径2~3cm、先は5裂する。花筒は7~8mm、萼片は広披針形で長さ2~3mm。果実(袋果)は細長く、長さ15~25cmの円柱形。種子は線形で長さ12~14mm、先に冠毛がある。
ケテイカカズラ Trachelospermum jasminoides (Lindl.) Lem. var. pubescens Makino
  分布域が南方系、花筒の細い部分と太い部分が同長、花の中心に雄しべが見えない、葉裏に毛が多い。
オキナワテイカズラ Trachelospermum asiaticum (Siebold et Zucc.) Nakai var. liukiuense (Hatus.) Hatus.
  九州南部以南に分布、花筒がやや短く、萼片が広卵形で短い(長さ1~2mm) 

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