スイカズラ


                                 ’06.5.24撮影 北九州市(福岡県)

林縁で紅色を帯びたスイカズラたちが出迎えてくれました。
花は2つずつ並んで咲くのですが、整列してませんね。
和名は花の奥に蜜がたまっていて、吸うと甘いのでついたそうです。



                                              ’06.5.24撮影 北九州市(福岡県)

萼の下に葉っぱ状の苞がついています。




                               ’21.5.19撮影 福津市(福岡県)

生育場所は、内陸部の山地から海岸近くまで、いろんなところで見かけます。




↓もうスイカズラが咲いていました。


                                   ’18.4.15撮影 串間市(宮崎県)

海岸に咲いていると、ハマニンドウではとチェックするのですが、いつもスイカズラ。
苞は大きく葉の形をしています。
ハマニンドウもキダチニンドウでも苞がかなり小さいです。
また、ハマニンドウがほとんど無毛で、キダチニンドウは毛深く、葉裏に腺点があることが区別点。
↓この個体は2個ずつ花がつき、葉縁に毛があり、茎に粗い毛が密生していました。



                                           ’18.4.15撮影 串間市(宮崎県)



11月に咲いていました! 宮崎は花期が長いのかしら?


              ’20.11.18撮影 串間市(宮崎県)



                 ’20.11.18撮影 串間市(宮崎県)

スイカズラ(吹葛)別名:ニンドウ /スイカズラ科 スイカズラ属 半常緑性つる性低木/5〜6月/ 日本全土
  山野、道端。枝は長く伸びよく分枝して茂り、中空で若枝には立った粗い毛が密生し、短い腺毛も混じる。葉は
  対生し、楕円形〜長楕円形で長さ3〜7cm、幅1〜3cm、先は鈍頭。変異が多く、羽裂するものもある。基部
  は切形〜広くさび形、縁は全縁で両面に毛がある。苞は葉状で1対あり卵形、長さ0.5〜2cm。花は枝先の
  葉腋に2個ずつつき、香りがよく、初めは白色でやがて黄色になる。花冠は2唇形で長さ3〜4cm、上唇は先
  が4浅裂し、下唇は広線形。果実(液果)は2個ずつ並んでつき、黒熟する。

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