センダン


                                                          ’07.5.23撮影 志賀島(福岡県)

よく見ると、美しい花です。
「栴檀は双葉より芳し」の栴檀はビャクダンのことだそうです。


          ’07.5.23撮影 志賀島(福岡県)

鳥見ポイントでよく見かけますが、花を撮影する余裕がありませんでした。
黄色の果実は美味しいかどうかわかりませんが、ヒヨドリはお気に入りのようです。




                                   ’24.2.18撮影 久山町(福岡県)

晩秋はもう少し黄色っぽかったのですが、淡褐色になっていました。

  Melia azedarach L.
センダン(栴檀)/ センダン科 センダン属 落葉高木/ 5~6月/本(伊豆半島以西)~沖、小笠原
    暖地の海岸近くの林内に自生。公園や街路などの植栽。高さ5~15m。葉は2~3回羽状複葉。小葉は卵形~卵状楕円形、鈍い鋸歯。本年枝の葉腋から花序を出して、淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。花序の長さは10~20cm。花弁は長さ8~9mm、表が白色、裏が薄紫色で、10個ある雄しべは濃紫色をしている。果実は長径17 mmほどの楕円形の核果で晩秋に黄褐色に熟す。ヒヨドリ、カラスなどは好んで食べるが、サポニンを多く含むため、人や犬が食べると食中毒を起こし、摂取量が多いと死亡する。

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