セイタカナミキソウ


                 ’19.5.6撮影 江津湖(熊本県)



              ’19.5.6撮影 江津湖(熊本県)

3月下旬もこの一帯を散策したのですが、セイタカナミキソウに気がつきませんでした。
今回も行ってみると、びっくり、セイタカナミキソウがいっぱい咲いているではないですか。
16年前、見つけたときは一目惚れし、興味津々だったのですが、調べていただいた結果、
外来種であることがわかり、少々興ざめ。
久しぶりに見ると大変美しいかったですが、この増え方は脅威です。





              ’03.5.5撮影 江津湖(熊本県)


 
                                    ’03.5.5撮影 江津湖(熊本県)

数年前から湖畔に群生し始めたそうです。
花はナミキソウに似てますが、スリムで背高です。

江津湖の植物に詳しい、馬場美代子さんにおききしたところお返事をいただきました。

  1993年、村田源先生に標本をお送りしたところ、セイタカナミキソウ (Scutellaria barbata D.Don)で、
  国内では初めての記録と思われるとのご教示をいただいたそうです。1993年江津湖の3ヶ所で確認され、
   その後周辺に広がり個体数、生育地を増加させているそうです。

   セイタカナミキソウ Scutellaria barbata D.Don(Fig.1)
  分布:朝鮮から中国・ヒマラヤ・インドシナ・タイあたりに広く分布するようですが、
  どこにでも見られる植物ではないようです。平地の草地に生える。
セイタカナミキソウ(背高波来草)/ シソ科 タツナミソウ属 / 4〜9月 / 外来種
 朝鮮〜中国、ヒマラヤ〜タイ原産

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