ハマウツボ (オカウツボ)



'02.5.26 / '08.6.1
福岡県
'01.5.19 / '10.6.7
白花 福岡県
'18.5.21
山口県


 Orobanche coerulescens Stephan ex Willd.
ハマウツボ(浜靫) / ハマウツボ科 ハマウツボ属 1年生寄生植物 / 5~7月 / 日本全土
別名オカウツボ。海岸や河原の砂地。キク科のヨモギ属、特にカワラヨモギに寄生することが多い。全体に軟毛が多く、茎は黄褐色で直立し、高さ10~25cm。茎の上部に紫色の花が穂状に多数つく。花冠は唇形で長さ約2cm。上唇は凹頭、下唇は3裂する。雄しべ4個、うち2個が短い。雌しべ1個、柱頭は中間でくびれ2個の球形になる。 

ハマウツボのシノニムとし、ハマウツボと区別しないとの考えがある。
*YListではシノニムとなり、ハマウツボの別名とされている
Orobanche coerulescens Stephan ex Willd. f. nipponica (Makino) Kitam.
オカウツボ(丘靫) / ハマウツボ科 ハマウツボ属 1年生寄生植物 / 5~7月 / 日本全土 
オトコヨモギに寄生する。直立し、高さ10~25cm。地下部は径1.5cmにふくらみ、三角形の鱗茎葉を蜜につける。地上部の鱗茎葉は三角状卵形でまばらにつく。10cmほどの花穂に25~30の花がつき、下部から咲き上がる。花は濃青紫色で細長い筒部があり、唇形で上唇は全縁、下唇は大きく3裂する。 

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