ナツグミ


                                ’03.5.24撮影 三瓶山(島根県)

初夏、赤い実をつけ、春は白い花を咲かせます。
↓葉の表面に銀色の鱗状毛が密生しています。


                                ’03.5.24撮影 三瓶山(島根県)

Elaeagnus multiflora Thunb. var. multiflora
ナツグミ(夏茱萸)/ グミ科 グミ属 落葉小高木 / 4~5月 / 本州(青森~近畿地方南部)
  低地~山地。高さ2~4m。葉は互生、葉身は広楕円形~広卵形、長さ3~9cm、幅2~5cm。先は鋭頭、基部は広いくさび形、全縁でやや波打つ。質は紙質、葉の展開直後は表面に銀色の鱗状毛が密生するが後に脱落し、裏面は銀色の鱗状毛が密生し、赤褐色の鱗状毛が疎らに混じる。葉柄は長さ5~10mm。花は葉腋に1~3個、淡黄色の両性花または雄花が垂れ下がってつく。萼筒は円筒形、長さ10~12mm、径2~2.5mm、先は4裂し、裂片は卵形~広卵形で大きく平開、萼筒、萼片、子房の外面には銀色の鱗状毛が密生する。果実(偽果)は長楕円形~楕円形、5~6月に赤熟する。 

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