コメツブウマゴヤシ




コメツブウマゴヤシ ’02.5.18撮影 指宿
ウマゴヤシとよく似ていますが、個々の花が小さく、20~30個集まっているのがコメツブウマゴヤシです。
ウマゴヤシの豆果はカギ状の刺が目立つのですが、こちらは刺がありません。

 ’02.5.18撮影 指宿(鹿児島県)
 Medicago lupulina L. 
コメツブウマゴヤシ(米粒馬肥やし)/マメ科 ウマゴヤシ属 1年草または越年草/5~7月/ヨーロッパ原産の帰化植物
和名は、小さな果実が米粒のように見えることから。草丈10~60cm。茎は地を這うか斜上し、軟毛があるが、時に無毛。葉は羽状の3小葉からなり、小葉は狭倒卵形~広倒卵形で長さ7~15mm、幅6~15mm。上部には鋸歯があり、先はやや凹形か切形。托葉は全縁か1~2個の鋸歯がある。花は葉腋から伸びた花柄に総状花序となって20~30個が集まってつき、花は蝶形花、黄色で長さ2~3mm。果実(豆果)は腎臓形で先が半回転して巻き、長さ2.5mm。表面に渦巻状の脈があり、刺はなく、無毛で黒熟する。 

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