ハウチワカエデ






大きな葉の下に真っ赤な可愛い花をぶら下げていました。

’24.5.21撮影 長野県諏訪郡

 Acer japonicum Thunb.
ハウチワカエデ(羽団扇楓)/ ムクロジ科 カエデ属 落葉高木 / 5~6月 / 北海道、本州
  山地の谷間や斜面の林内。カエデのなかまの中でも葉が特に大きく、これを天狗が持つ羽で出来た団扇(羽団扇)に例えた。高さ5~15m。樹皮は灰青色~灰褐色、成木では浅く縦に割れる。葉は対生し有花枝に1対、無花枝に1~3対つき、葉身は長さ6~13cm、幅7~18cm、掌状に7~11に浅~中裂する。基部は心形、裂片は短く尖り、縁に重鋸歯がある。花は雌雄同株で、一つの花序に雄花と両性花が混生し、枝先に複散房花序となり10~15個がつく。花序は有毛。花弁は5個、淡黄色で無毛、萼片より短い。萼片は5個、長楕円形で暗紅色。雄しべは8個、長さ約5mm、葯は花糸より短い。両性花は子房に黄白色の軟毛する。果実(翼果)は分果で、果翼はほぼ水平に開き、普通軟毛がある。 

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