ハルザキヤマガラシ

ハルザキヤマガラシ ’06.5.6撮影 阿蘇外輪




萼の先端に小型の角状突起がある。


ハルザキヤマガラシ ’06.5.6撮影 阿蘇外輪

中部地方の標高が高いところで見かける在来種のヤマガラシとそっくりです。
ハルザキヤマガラシはヤマガラシと比べると花柱が長く、果実のくちばしが長いらしいのですが、
ヤマガラシの分布域ではないし、画像を見ると花柱が雄しべの長さと同じくらいなので、
ハルザキヤマガラシかなと判断しました。


’06.5.6撮影 阿蘇外輪(熊本県)
Barbarea vulgaris R.Br.
ハルザキヤマガラシ(春咲き山芥子)/ アブラナ科 ヤマガラシ属 多年草 / 4~6月/ 北海道~九州
  ヨーロッパ原産の帰化植物。日本の侵略的外来種ワースト100 指定種。茎は直立、地際で数株に分かれ、上部でも分岐が多く高さ30〜80cm。根生葉は有柄、羽状複葉となる。茎の上部の葉は互生、無柄、基部は耳形になって茎を抱く。葉面は濃緑色、やや厚くて光沢がある。萼の先端に小型の角状突起がある。花は鮮黄色の十字形花で、直径6〜8mm。花柱は子房とほぼ同長で、果実の嘴は長さ1.8〜3mmで幅より大。種子と根茎により繁殖する。 

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