ハイノキ


                              ’25.5.15撮影 深倉峡(福岡県)



                              ’25.5.15撮影 深倉峡(福岡県)

春咲く白い木の花は多いですね。
ウツギの花より、少し早く開花し、ウツギの花のように密に咲いていないので、控えめで爽やかな感じです。




                              ’06.5.6撮影 菊池渓谷(熊本県)



                              ’06.5.6撮影 菊池渓谷(熊本県)

Symplocos myrtacea Siebold et Zucc.
ハイノキ(灰の木)/ハイノキ科 ハイノキ属 常緑小高木/4~5月/本州(近畿地方以西)~九州
  別名イノコシバ。樹木の木灰が、染色の媒染剤として利用されたことから「灰の木」の名がある。暖地の山地。高さは12m ほどになる。樹皮は暗視褐色。葉は互生し、長さ4 - 7cm の狭卵形から長楕円形。葉身には光沢があり、短い葉柄がついて、葉縁には浅い鋸歯がある。前年枝の葉腋から総状花序を出して、小さな白い花をたくさん咲かせる。1つの花序には花が3 ~ 6個つく。花冠は5深裂し、直径は12mm ほどある。雄蕊は多数で花冠の外に突き出している。雌蕊は1個。果期は10 - 11月。果実は長さ6~8 mmの狭卵形で、秋に黒紫色に熟す。 

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