アブラギリ



雄花序




開花後しばらくすると花弁の基部や花糸が紅色を帯びる。




’22.5.28撮影 宗像市(福岡県)

アブラギリ(油桐)/ トウダイグサ科 アブラギリ属 落葉高木/ 花5〜6月 果10〜11月/ 本州〜九州
  栽培、逸出野生化。種子から桐油をとる。油は有毒だが、乾性油としてすぐれている。印刷用インキ、ペンキ、油紙
  に利用される。高さ8〜16m。葉は互生し、卵形〜広卵形で、長さ12〜20cm、幅8〜16cm。先は3浅裂
  するものが多く、縁に鈍鋸歯がある。表面は無毛で、裏面は脈上に白色または褐色の毛がある。花は雌雄同株で、
  枝先に円錐花序となり、5個の花弁は白色であるが、開花後花弁の基部や花糸は紅色を帯び、直径約2cm。雄花序
  は幅16〜25cm、雌花序は幅9〜12cm。果実(堅果)は扁球形で、長さ2〜2.5cm。3室からなり、
  熟しても裂開せずに中に3個の種子が入る。

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