ウリハダカエデ

カエデの仲間で花序が垂れ下がるのは？ 九州で見かけるのはウリハダカエデとチドリノキ。（ここは広島県ですが） これはウリハダカエデの雄花序かな。 ’０４．４．２９撮影　冠山（広島県）

*カエデ科 は現在のAPG分類ではムクロジ科に含められた。 ウリハダカエデ（瓜膚楓）／　ムクロジ科　カエデ属　落葉高木／　花４～５月　／　本州～九州 　　和名の由来は樹皮がマクワウリの果皮に似ていることから。幹は暗緑色、黒色の縦筋が入り、菱形状の皮目がある。 　　ある。葉は対生し、長さ１０～１５cmの扇状五角形、浅く３～５裂する。裂片の先は鋭く尖り、縁には重鋸歯がある。 　　葉裏の脈腋と脈上に赤褐色の毛があり、脈腋の薄膜は無い。葉柄は緑色、花時には赤褐色の毛がある。雌雄異株まれに 　　同株。総状花序に花を１０～１５個つける。花は淡黄緑色、５弁花、萼片も５個で花弁と同色。雄花で長さ約５ｍｍ、 　　雄しべは８個。雌花では花弁の長さは約３．５ｍｍ、退化雄しべは８個果実は翼果で、翼はほぼ直角に開く。