タチスズシロソウ

 

遠目で見ると、か弱くヒョロヒョロして、スズシロソウのイメージは全くしません。
ミヤマハタザオに似ていますが,根生葉以外に毛がないことが識別のポイントです。










琵琶湖岸なのですが、海辺と錯覚する風景です。


’24.4.24撮影 野洲市(滋賀県)

 *APG分類体系、従来の分類ではヤマハタザオ属
Arabidopsis kamchatica (DC.) K.Shimizu et Kudoh subsp. kawasakiana (Makino) K.Shimizu et Kudoh
タチスズシロソウ(立蘿蔔草)/アブラナ科 *シロイヌナズナ属 2年草/4~5月/本州(東海、近畿地方)、四国
   海岸や湖岸の砂地。全体は緑白色、草丈10~40cm。茎は直立し、毛はなく、葉とともに緑白色を帯びる。根出葉はへら形で長さ1.5~4.5cm。羽状に浅裂し、頂小葉は大きく、両面に毛がある。茎葉はへら状線形、全縁で毛がない。花は白色で、花弁は4個、長さ4~8mm。果実(長角果)は細い棒状で長さ2~4cm。

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