ノヂシャ


                                ’02.4.18撮影 角島(山口県)


名前にチシャがついても、カワヂシャとはまったく似ていない野草です。
葉は柔らかくサラダに出来るそうですが、試したことがありません。


                                ’02.4.18撮影 角島(山口県)

図鑑では花色が淡青色となっていますが、ごく僅かに青みのある白色なので、
日向で撮影すると、白色に写ってしまいます。
一緒に咲いていたキュウリグサよりずっと白っぽいです。

↓こちらの個体は悩める個体。シロノヂシャかもしれません。


                    ’05.4.23撮影 福岡市



                     ’05.4.23撮影 福岡市




↓シロノヂシャと思われる個体

               ’21.4.8撮影 宗像市(福岡県)

苞が尖っています。


               ’21.4.8撮影 宗像市(福岡県)



                ’21.4.8撮影 宗像市(福岡県)

  *APG分類体系、従来の分類ではオミナエシ科
Valerianella locusta (L.) Laterr.
ノヂシャ(野萵苣)/ *スイカズラ科 ノヂシャ属 1~2年草 / 4~6月/ ヨーロッパ原産の帰化植物  
  道端。江戸時代、長崎で栽培されていたものが野生化したと言われている。草丈10~30cm。茎は二又状に数回分枝する。葉は対生し、長倒卵形~長楕円形で長さ2~4cm。質はやわらかい。花は枝先に10~20個つき、花冠は漏斗状、淡青色で直径約2mm、先は5裂する。葉はサラダとして食用にされる。 
他にモモイロノヂシャ Valerianella coronata (L.) DC.とシロノヂシャ Valerianella radiata (L.) Dufr.の帰化が知らえている。

Homeへ