ミミナグサ

コバノミミナグサ? ミミナグサ?


                              ’24.4.23撮影 伊吹山(滋賀県)

濃霧と強風で遊歩道を歩くことも難しくなり、山頂手前で引き返したのですが、
ミミナグサらしき花を発見!
必死で撮影したのですが、付着した水滴で細部がよくわかりません。
花弁より萼が短いので、コバノミミナグサかもと思いましたが、自信はありません。



                             ’24.4.23撮影 伊吹山(滋賀県)



                             ’24.4.23撮影 伊吹山(滋賀県)




< ミミナグサ >


                                 ’21.5.29撮影 釈迦ヶ岳(福岡県)

標高1200m辺りにミミナグサが! 畑より、住み心地がいいのかしら。



                ’20、5.8撮影 篠栗町(福岡県)

オランダミミナグサに比べると、地味で存在感がありません。
花柄が1cm前後あるので、花がばらついて見えます。
<ミミナグサは花柄が萼の長さと同じくらいか長い 、オランダミミナグサは花柄が萼の長さより短い>

 Cerastium ibukiense (Ohwi) Kadota
コバノミミナグサ(イブキミミナグサ)/ ナデシコ科  ミミナグサ属 多年草/ 5~7月/ 滋賀・岐阜県の伊吹山
  高さ10~40cm。茎は上部で分枝し、上部に長毛があるが腺毛を欠き、しばしば紫色を帯びる。茎葉は卵形~楕円形~長楕円形、長さ10~25mm、幅3~6mm、両面とも無毛、上部の茎葉は無柄。花はまばらな集散花序に5~15個つき、花柄は5~10mm。萼片は卵形、鈍頭、辺縁は膜質で長毛が密生し腺毛がない。花弁は白色、長さ5.5~6.5mm、倒卵状楕円形、先端から1/4~1/3まで2浅裂。雄しべは無毛か1~数本の長毛、葯は黄色。アキヨシミミナグサは花弁が先端から1/5~1/4ほど2裂、裂片は鋭頭。花柄、萼片に腺毛がある。 
 angustifolium (Franch.) H.Hara
ミミナグサ(耳菜草) / ナデシコ科 ミミナグサ属 2年草 / 4~6月 / 日本全土
田畑の縁や道端。草丈15~30cm。茎は下部から分枝し、密に短毛や腺毛があり、普通暗紫色を帯びる。葉は対生、葉身は卵形~長楕円状披針形、長さ1~4cm。先は円頭~鈍頭、基部は円形で全縁、両面に毛がある。葉柄は無い。花は、茎頂に集散花序にややまばらにつく。花弁は、白色。長さ3~6mm、先は2浅裂する。雄しべは10個。萼片は長楕円形で花弁とほぼ同長、短毛と腺毛がある。花柄は長さ5~15mm。よく似たオランダミミナグサは花柄が短く、花は密集してつく。 

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