オオバヤシャブシ


                                 ’11.3.22撮影 犬鳴ダム(福岡県)

ダムサイトなので砂防目的で植栽された樹木かな?
オオバヤシャブシの分布は本州の主に太平洋側なのですが、近年、砂防用、緑化用に植栽され分布域が拡大しているそうです。



                ’11.3.22撮影 犬鳴ダム(福岡県)

↑枝先から、葉芽、雌花序、雄花序の順についています。
ヤシャブシは枝先に雄花序、その下に雌花序または葉芽がつくそうです。
ハンノキ属の花や果穂は似たような形をして難しいですね。



                                 ’11.3.22撮影 犬鳴ダム(福岡県)
オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)/カバノキ科 ハンノキ属 落葉小高木/3~4月/本州(福島~和歌山県)、伊豆諸島
  海岸近くの山地。葉は互生し、葉身は卵形、基部は円形だが左右不同。縁には鋭い重鋸歯がある。雌雄同株。葉に先立って開花する。
  尾状の雄花序は無柄で、前年の葉腋に1個づつ付き、開くと下垂する。雌花序は、雄花序より上の側芽に1個づつつき、有柄。果穂には
  タンニンが多く、染料に用いられる。

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