ナワシログミ

 
                            ’24.3.30撮影 さつき松原(福岡県)

赤く熟れて、美味しそうですが、渋みが強いのであまり美味しくないそうですが、
完熟するとねっとりとした食感が病みつきになるという人もいるそうです。



                           ’24.3.30撮影 さつき松原(福岡県)

 Elaeagnus pungens Thunb.
ナワシログミ(苗代茱萸)/ グミ科 グミ属 つる状の常緑低木 /花期10~12月 /本州(静岡県以西)~九州
海岸や沿海地の林縁。樹皮は淡褐色で円い皮目が多く、小枝の先はしばしば長さ5~15mmの硬い刺になる。葉は互生し、葉身は長楕円形~楕円形、長さ2~14cm、幅1~6cm。先は円頭または鋭頭、基部は円形、縁は強く波打つ。質は革質で硬く、表面は深緑色で光沢があり、裏面は光沢がなく銀色の鱗状毛が密生し、その上に褐色の鱗状毛を散生する。葉柄は褐色の鱗状毛を密生する。花は今年枝の葉腋に数個の花をつけ、萼筒は淡褐色で長さ6~7mm、下部は切形に近くくびれ、先は4裂し、裂片は卵状三角形。萼筒の外側には帯白色の鱗片が密生し、その上に褐色の鱗状毛を散生する。果実(偽果)は長楕円形、長さ約15mm、3~4月に紅熟し、表面に褐色の鱗片が残る。

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