カテンソウ


                               ’17.4.10撮影 八王子市(東京都)

雄花は長い柄があり、開花すると5個の雄しべが目立ちます。



                              ’17.4.10撮影 八王子市(東京都)





                                ’14.2.25撮影 熊本市(熊本県)

普通、山地で見かけますが、街の中なので、びっくり。
しかも3月前に!
ほとんど蕾ですが、弾けそうな花もあります。



                             ’11.4.20撮影 仰烏帽子山(熊本県)



       ’04.4.11撮影 久木野(熊本県)

雄花序は長めの柄があり目立つのですが、雌花序は葉腋にかたまっているので、
意識して見ないと、気がつきません。
雄花は内側に曲がった雄しべが弾ける勢いで花粉をまき散らします。
風が弱くても花粉を散布できるようになっているのだそうです。





                          ’02.4.14撮影 帝釈峡(広島県)

 Nanocnide japonica Blume
カテンソウ(花点草) / イラクサ科 カテンソウ属 多年草 / 4~5月 / 本、四、九
草丈10~30cm。葉は互生、葉身は扇状卵形で、長さ幅とも1~3cm。先は円く、基部は切形、縁には4~8対の鈍鋸歯がある。葉柄は葉身より少し長いか同長。托葉は卵形で1~2mm。花は雌雄同株で、雄花序は上部の葉腋につき、葉より長い長い柄がある。花被片、雄しべは5個、雌花序は柄がなく葉腋にかたまってつくが目立たない。雌花被片は4個で披針形、先端に剛毛があり。淡紅色、外側のものは背面に竜骨がある。 

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