フキノトウ


               ’04.3.21撮影 三次市(広島県)




                                   ’03.3.2撮影 九重町(大分県)

フキノトウは若い花茎のことなんですが、
花が咲き始めると、雄株と雌株がありことがわかります。



                      < 雄株 >



                      < 雌株 >



                           < 雌株 >


< フキの雄株と雌株 >



雄株は黄色っぽくすべて両生花で、
小さな淡黄色の花が開き、中心に黄色のこん棒が突き出ています。

雌株は白っぽく
糸状の雌花多数のと、数個の両性花が混ざります。
画像ではわかりにくいですね。

 Petasites japonicus (Siebold et Zucc.) Maxim.
フキ(蕗) / キク科 フキ属 多年草 / 3~5月 / 本、四、九、沖
地下茎をのばしてふえる。苞に包まれた若い花茎がフキノトウで食用にする。草丈10~30cm(雄株)50~70cm(雌株)。根出葉は円形~腎円形、長さ、幅とも15~30cm、基部は深い心形。葉柄は長く60cmになる。雌雄異株で、雄株では花茎の先に頭花を散房花序につけ、花冠は黄白色、全て両性の筒状花で長さ約7.5mm、結実しない。総苞は鐘形、長さ約6mm。基部に披針形の苞葉が2~4個つく。雌株は最初白色の頭花を散房状に密につけるが、後に伸びて高さ70cm程度の円錐花序となる。頭花は花時には径7~10mm、縁に多くの雌性頭花、内に少数の両性花をつける。雌性小花の花冠は糸状で長さ約6.5mm、先は斜め切形で白色。 果実(痩果)は円柱形、長さ約3.5mm、無毛。冠毛は白色で長さ約12mm。

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