トサミズキ


                                      ’03.3.7撮影 立田山(熊本県)



 
 
                            ’03.2.23撮影 立田山(熊本県)


穂状花序に花が7~10個、花軸に毛が密生しているので、トサミズキのようです。
よく似ているコウヤミズキは花軸、萼が無毛。
ヒュウガミズキ、キリシマミズキは雄しべの葯が黄色です。

 Corylopsis spicata Siebold et Zucc.
トサミズキ(土佐水木) /マンサク科 トサミズキ属 落葉低木 / 花期3~4月 / 四国(土佐)
  自生は極めて限られるが、植栽されることが多い。ヒュウガミズキに似ているが、全体に大きく、高さ3~4m。花の色はヒュウガミズキより濃く、穂状花序に7~10個の花をつける。萼や花穂の軸は長い毛が多い。花弁は5個、雄しべは暗紅色。果実は直径1cm。 
 トサミズキ :1つの穂に花が8個前後つき、葯が暗赤色で雄しべが花弁と同長、花柱が花弁より長い。
 ヒュウガミズキ:1つの穂に花が2~3個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より少し短い。
 キリシマミズキ:1つの穂に花が5~9個つき、葯が黄色く、雄しべが花弁より短い。

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