ノボロギク


                   ’04.2.25撮影 久山町(福岡県)



                     ’11.3.22撮影 久山町(福岡県)
真冬でも花を咲かせている、元気者です。
花が咲いていない株は不規則な羽状に裂けた葉が目を引きます。

 Senecio vulgaris L.
ノボロギク(野襤褸菊) / キク科 キオン属 1~2年草 /  一年中 / ヨーロッパ原産の帰化植物
明治の初めに渡来し、現在では道ばたや畑などに普通に生える。 高さ10~30cm。葉は互生し、不規則な羽状に裂ける。濃緑色で上面やや光沢がある。頭花は黄色で、長さ1cmほど。ふつう筒状花だけ。総苞は筒状で、基部に黒い線形の小苞がある。種子は長い白色の冠毛を持ち、風にのって飛散し、繁殖する。
  <似たもの>
  サワギク : 低山から山地の沢沿い。頭花は黄色で舌状花がある。
  ウスベニニガナ :花冠は桃色。本州和歌山県、四国、九州に分布。
  ダンドボロギク :北アメリカ原産。総苞が紫褐色で花冠は淡黄色。丘陵の伐採跡などで見られる。
  ベニバナボロギク :花冠は紅色で垂れ下がって咲く。アフリカ原産の帰化植物。丘陵の伐採地など。 

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