キジムシロ


                          ’03.4.5撮影 阿蘇外輪(熊本県)



                          ’03.4.5撮影 阿蘇外輪(熊本県)

野焼きの草原にムシロを広げているのはキジムシロ。
キスミレと一緒のイエロー光線を振りまいています。





                              ’13.2.24撮影 みやき町(佐賀県)

日当たりのよい土手で、もう花を咲かせています。



                              ’13.2.24撮影 みやき町(佐賀県)



                                ’13.2.24撮影 みやき町(佐賀県)





              ’16.4.22撮影 平尾台(福岡県)

似たもの同士で悩むキジムシロ属の1つです。
なぜか平尾台ではミツバツチグリが少なくキジムシロとツチグリが多いです。



                                ’16.4.22撮影 平尾台(福岡県)

 Potentilla fragarioides L. var. major Maxim.
キジムシロ(雉筵) / バラ科 キジムシロ属  多年草 / 4~5月 / 日本全土
乾いた草地や明るい雑木林。和名の由来は、花後の葉が放射状に展開し、その株の姿がキジが休むムシロに例えられたことによる。高さ5~30cm。全体に粗い毛がある。葉は5~9個の小葉をもつ奇数羽状複葉で、頂小葉がもっとも大きい。花は黄色で直径1~1.5cm。
<近縁種>
エチゴキジムシロ : 本州北部の日本海側に分布。小葉は5枚。
ミツバツチグリ:北海道-九州に分布。小葉は3枚。
イワキンバイ :北海道-九州に分布。山地の岩上に自生、小葉は3~5枚。
ツルキンバイ : 本州(関東以西)-九州に分布。長い匐枝を出す、小葉は3枚、まれに5枚。
ミヤマキンバイ : 北海道、本州北部の高山の岩礫地に自生。小葉は3枚。

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