カンヒザクラ


                                    ’03.2.15撮影 佐多岬(鹿児島県)



                ’03.2.15撮影 佐多岬(鹿児島県)




                               ’04.4.2撮影 奄美大島(鹿児島県)

沖縄のカンヒザクラが咲き始めたというニュースを見て、佐多岬のカンヒザクラを思い出しました。
2月中旬なので、葉も展開し始めていますが、葉より先に開花します。
精一杯開いても、半開程度で下向きに咲きます。
4月、奄美では赤いサクランボになっていました。
赤く熟しても、酸っぱくて美味しくないそうです。




<参考までに花の色がやや淡く、花弁が平開近くまで開くものをリュウキュウカンヒザクラというそうです。>


                                        ’07.2.17撮影 沖縄県
カンヒザクラ(寒緋桜) / バラ科 サクラ属 落葉小低木 / 花期1~3月 果期5~6月 /中国、台湾に自生
  沖縄では各地に植えられており、1月下旬が満開。野生化しているものも多い。葉は長楕円形~楕円形、
  先端は短く尾状にとがる。葉が展開する前に花が開花する。前年枝の葉腋に直径約2cmの濃紅紫色の花が
  2~3個下向きにつく。満開時でも花弁は半開きで、花は鐘形。ときに淡紅色~白色のものもある。花弁は5個。
  花弁が平開し、花の色がやや淡いものをリュウキュウカンヒザクラという。

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