スギ


  <雄花>          ’19.1.17撮影 久山町(福岡県)

若い雄花が枝先にびっしり、1ヶ月もすると、花粉を盛大に飛ばす嫌われ者。



 <雄花>                          ’19.1.17撮影 久山町(福岡県)



                  ’19.1.17撮影 久山町(福岡県)



                ’24.2.12撮影 久山町(福岡県)

前年の球果


                                      ’25.4.4撮影 黒岳(大分県)

 Cryptomeria japonica (L.f.) D.Don
スギ(杉) / スギ科 スギ属 常緑針葉高木/ 花期2~4月 果期9~11月 / 本、四、九
日本特産種。 自生のものは冷温帯(山地帯、ブナ帯)を中心に生育し、山地によって秋田杉、吉野杉、屋久杉などがある。人工的なスギ林は、暖温帯(低地帯)にも広く見られる。大きなものは樹高40~60m、幹の直径 4~5m になる。葉は先端が尖った鎌状の針形、長さ4~12mm、無毛、枝に互生しらせん状に密生している。雌雄同株。雄球花(雄花)と雌球花(雌花)は前年の夏頃から形成され始める。雄球花は楕円形、長さ5~8mm、淡黄色、前年の枝先に穂状に密生する。雌球花は緑色、球形で直径4~5mm、前年の枝先に1個ずつ下向きにつく。
春先の花期にはスギ花粉症の原因ともなる。
Home