カザンデマリ (別名ヒマラヤトキワサンザシ・インドトキワサンザシ)


                                   ’04.1.19撮影 箱崎(福岡県)
タチバナモドキ、カザンデマリ、トキワサンザシを総称してピラカンサと呼ばれている。
カザン?「火山」ではなく、「花山」なんですね。
本種は美しいので庭や生け垣によく植えられるそうです。

カザンデマリは花序が無毛で果実の色が濃紅色、ナシ果で扁球形。
トキワサンザシは花序に細毛があり、果実の色は鮮紅色、ナシ果で球形に近い。
画像を拡大すると、花序は無毛で果実の形は扁球形でした。
Pyracantha crenulata (D.Don) M.Roem.
カザンデマリ(花山手毬)/ バラ科 トキワサンザシ属 常緑低木 / 花5~6月  
  別名ヒマラヤトキワサンザシ,インドトキワサンザシ。 株元から多くの枝を長く伸ばす。細かく枝分かれし、枝が変化した短い棘がある。葉は狭倒卵形〜長楕円形で、細鋸歯があり、両面ほぼ無毛で、互生する。葉柄は赤味を帯びる。枝先に散房花序を作り、白い5弁花を咲かせる。果実は球形に近い扁球形の梨状果で、頂部に萼片が残り10~12月頃、赤色〜朱色に熟す。

 ピラカンサ:バラ科トキワサンザシ属の種類の総称.

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