ツルコケモモ
ワタスゲの白い種子はすっかり風に飛ばされてしまっていましたが、
可愛らしいツルコケモモが、見事にそっくり返っていました。
このそっくり返り、早春のカタクリに似てますね。
’99.6.27撮影 利尻島南浜湿原(北海道)
ツルコケモモ
(蔓苔桃) / ツツジ科 ツルコケモモ属 常緑矮性低木 / 6〜7月 / 北、本(中部地方以北)
亜高山帯〜高山帯のミズゴケ湿原。高さ5〜10cm。茎はミズゴケの上を這う。葉は互生し、革質で卵状長楕円形
または狭卵形。花は葉の付根から1〜4本の細い花茎を伸ばし、淡紅色の花が下向きに咲く。花冠は深く4裂し、
大きく後に反り返る。花の白いものをシロバナツルコケモモという。秋に果実は赤く熟し、食べられる。
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