エゾトウヒレン




花期は過ぎているようで、花後が多かったのですが、一角にピンク色を保った花たちが残っていました。
トウヒレンの仲間のようですが、何だろう?
帰って調べてみると、エゾトウヒレンとフォリイアザミが似ています。
フォリイアザミは茎の翼が顕著で葉の質が薄いらしい。
葉の様子からエゾトウヒレンと決定。
ナガバキタアザミの変種とされていますが、総苞片が違うので、別種ではという見解も出ているそうです。


’11.9.2撮影 幌泉郡(北海道)

エゾトウヒレン(蝦夷唐飛廉) / キク科 トウヒレン属 多年草 / 6〜8月 / 北海道 
  分類上ではナガバキタアザミの変種とされている。海岸草地など。高さ30〜60cm。葉は長楕円形で、粗い
  鋸歯があり、厚くツヤがある。総苞片の先は尾状に伸びない。
ナガバキタアザミ(長葉北薊) / キク科 トウヒレン属 多年草 / 8〜9月 / 北、本(早池峰)
  高山帯の開けた草地。高さ10〜40cm。葉身は細長い三角形で、基部は切形。根生葉は花時にはない。
  総苞の外片は尾状にのびる。総苞は直径7〜10mm。

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