ヤチイチゲ (ウラホロイチゲ)



遅すぎたようで、大半が若い果実になっていました。





ウラホロイチゲ ’07.5.25撮影 浦幌町(北海道)

5月上旬、問い合わせたところ、今満開ですとお返事がありました。
花期は4月下旬から5月上旬だったら群生しているそうですが、
5月下旬ではほとんどが終わっていました。
浦幌役場のKさんのお陰で、花が残っているウラホロイチゲに会うことが出来ました。
花に会えたこと以上に地元の方のご厚意に胸が熱くなりました。
ありがとうございました!

’07.5.25撮影 浦幌町(北海道)

 *Ylistではウラホロイチゲはヤチイチゲの別名になっている。
 Anemone amurensis
*ウラホロイチゲ(浦幌一華)/ キンポウゲ科 イチリンソウ属 2年草 / 4~5月 / 北海道(道東の一部)
別名ヤチイチゲ。高さ5~15cm。葉は2回3出で羽状に深く切れ込む。花は白色で茎の先に1個つく。萼片は5~8枚。 茎葉の形態はキクザキイチゲに似ているが、キクザキイチゲより全体に小ぶりで、萼片の数が少ないので識別できるが、なかには大型で萼片の数が多いものもある。ウラホロイチゲとキクザキイチゲと混生することはない。
<ウラホロイチゲについて>
ウラジオストック周辺ではごく普通に見られそうですが、北海道にも分布していることが最近わかりました。
和名は、発見地浦幌にちなみ「ウラホロイチゲ」と名づけられました。
白花のキクザキイチゲに似ていますが、やや小型で、花弁状の萼片が5~8枚と少ないのが特徴のようです。
(キクザキイチゲはふつう萼片が8~13枚)

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