オオカサモチ


                ’04.6.21撮影 温根内湿原(北海道)

存在感があります。




                  ’10.7.16撮影 早池峰(岩手県)

ふつうは大柄で抜きんでているオオカサモチですが、ここでは
オオバギボウシと一緒なので大きく見えません。

 Pleurospermum uralense Hoffm.
オオカサモチ(大傘持) / セリ科 オオカサモチ属 多年草/ 7~8月 / 北、本(中部地方以北)
山地帯から高山帯の草原、原野。草丈50~150cm。上部の葉は、対生または輪生し、1~3回3出羽状複葉となる。小葉は長さ10~30cmで、柔らかく鋭く切れ込む。花は大型の複散形花序となり、花は白色。大花序の苞は7~8個、長さ3~6cm、羽状に深裂する。小花序の苞は分裂しない。萼歯片は小さい。果実は卵形、分果の隆条は太く密着し、背隆条は狭い翼状になる。 

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