アカミノイヌツゲ






鮮やかな赤い実が眼を引きます。
花は白色で直径4mmほどと小さく、丸い花弁は4~5枚で地味なようです。

’05.7.8撮影 浮島湿原(北海道)

 Ilex sugerokii Maxim. var. brevipedunculata (Maxim.) S.Y.Hu
アカミノイヌツゲ(赤実犬黄楊)/ モチノキ科 常緑小低木 / 花6~7月 / 北、本(北・中部)
  山地帯から亜高山帯の岩場や湿原周辺。樹高は1~3 mになり、よく分枝する。葉は葉柄があり、やや密に互生する。葉身は光沢のある革質で、長さ2~3.5 cm、幅1~2 cm、形は長卵形から長楕円形で、先端は短くとがり、縁に浅い鋸歯がある。雌雄異株で雄花、雌花とも白色の花を咲かせる。萼片は4~5個。花弁は4~5個で長さ2 mm。雄花序は2~3個、雌花は1個が葉腋につく。果実は径7 mmの球状で赤色に熟し、4~5個の種子がある。果柄はクロソヨゴより短く、1~1.5 cm。 

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