クロウスゴ







果実は黒紫色に熟し、甘酸っぱくて美味しいそうです

’05.7.9撮影 大雪山(北海道)

 Vaccinium ovalifolium Sm.
クロウスゴ(黒臼子)/ ツツジ科 スノキ属 落葉低木/ 6~7月/北、本(中部以北)
亜高山帯の林縁。高さ0.5~1.5m。若枝は緑色でしばしば赤味を帯び、著しい稜があり、無毛。葉は互生、葉身は広楕円形~広卵形、長さ1.8~4.5cm、幅1~3cm。先は鈍く、基部は広いくさび形、縁は全縁、時に下部に1~4個の小さな鋸歯がある。両面とも無毛、裏面は白っぽい。花は新枝の葉腋に1個下向きにつき、花冠は壷形、緑白色で赤褐色を帯びるものが多く、長さ約5mm、先は浅く5裂し、裂片は卵形で反曲する。萼筒は広鐘形、先は輪状に広く開出する。果実(液果)は球形、径8~10mm、先は浅く窪み、黒紫色に熟し、表面は白粉を帯びる。 

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