キカラスウリ





’07.7.17撮影 平尾台(福岡県)

キカラスウリ(黄烏瓜) / ウリ科 カラスウリ属 つる性多年草 / 7~9月 / 北海道~九州
  藪や林縁。葉は円心形で、長さ幅とも6~10cm。3~5裂するものから、歯牙縁のものまである。表面は濃緑色
  で光沢があり、短毛が散生する。花は雌雄異株で、雄花序は長さ10~20cm。苞は倒卵形~広卵形、長さ1.5
  ~2.5cm、大きい歯牙がある。花冠は白色で裂片は倒卵形で先が細かく裂ける。花は夜開き、朝にはしぼむ。
  果実(液果)は球形~卵円形で、長さ7~10cm、黄熟する。雄株は毎年開花し生き残るが、雌株は養分を根に
  蓄えた後雌花をつけ、多くの果実をつけた後、枯死する場合がある。

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