白色のカノコソウ

                             ’12.5.9撮影


                             ’12.5.9撮影

白いカノコソウが2株並んで咲いていました。
近づくと、蕾のときは淡い淡いピンクで開花すると白花に見えます。
普通のカノコソウも開花すると優しいピンクになりますから、それほどの違いはないのですが、
この丘陵地ではやけに目立っていました。
白っぽいカノコソウはツルカノコソウと似てますね。
ツルカノコソウは全体に小さく、個々の花も小さく、雄しべが短く、
全部が開花する頃は花がばらけてきます。
どちらの種も茎上部につく葉は変異が多いです。
典型的なカノコソウ

                                            '02.5.6撮影


                      '02.5.6撮影

ピンクの丸い蕾も可愛いいですが、開花するとふんわ淡紅色が素敵です。


平尾台(福岡県)

 **APG分類。従来の分類ではオミナエシ科
カノコソウ(鹿の子草) / *スイカズラ科 カノコソウ属  多年草 / 5〜7月 /北海道〜九州
  山地のやや湿り気のある草原。根を吉草根といい、鎮静剤に使われる。 茎は高さ40〜80cm。葉は対生し、
  羽状に全裂し、粗い鋸歯がある。 花は密な散房花序につく。花冠は淡紅色、直径約3mm。
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