ヒメケフシグロ '03

                        ’03.6.1撮影



                     ’02.5.26撮影


茎、葉、萼に短毛を密生するのが特徴とされていますが、
平尾台の個体は密生というほど毛が多くない個体もあります。

↑ 短毛が多い個体、↓下の個体は毛が少ないタイプ。


                        ’03.6.1撮影



                         ’03.6.1撮影


少し花期が遅いフシグロは毛が少ないのですが、多毛の型をケフシグロ(品種)とすることがあるそうです。
ヒメケフシグロは萼筒まで毛に覆われていることで区別するそうですが、
平尾台でヒメケフシグロと呼んでいるものは、どちらもあって、どう扱ってよいのかわかりません。

なお、海岸で見つけたヒメケフシグロはもっと短毛を密生していました。


平尾台(福岡県)
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ヒメケフシグロ(姫毛節黒) / ナデシコ科 マンテマ属 2年草 / 4〜6月 / 本(中国)、九州北部
  海岸の砂地・草地。高さ20〜70cm。フシグロにくらべ全体に毛が多い。花期がフシグロより早い。茎は下部で
  枝を分け、全体に短毛が密に生える。葉は線状披針形〜披針形。花は淡紅色〜白色で、花弁は倒卵形で2浅裂する。
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