アマドコロ

                              ’04.5.5撮影

茎や花柄は赤みを帯びたものと緑色のものがあります。


                            ’01.5.5撮影


                            ’01.5.5撮影

アマドコロの茎は稜があり、さわるとゴツゴツしています。<2>
ナルコユリはつるりとして丸いので、肌触りが違います。
葉の形もアマドコロのほうが幅が広く、
上に向かって翻っているので、たくましく見えます。
もう一つ、アマドコロには花の基部に突起したものがありません。<1>





見分けポイント

<1>花基部の突起の有無  
<2>茎の稜の有無


平尾台(福岡県)
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 *エングラー分類体系ではユリ科 ナルコユリ属
 Polygonatum odoratum (Mill.) Druce var. pluriflorum (Miq.) Ohwi
アマドコロ(甘野老)/ *キジカクシ(クサスギカズラ)科 アマドコロ属  多年草/ 4~5月 /北海道~九州
山野の草地。和名の由来は根茎がヤマイモ科のオニドコロに似ていて、甘くて食用になることから。茎には稜があり、上部は弓状に曲がる。葉は互生し、長楕円形~狭楕円形で、長さ5~15cm、幅2~5cm。両面毛がなく、裏面は粉白を帯びる。花は葉腋に筒形の花が1~2個、垂れ下がってつく。花筒は白色で1.5~2cm、先は緑色を帯びる。果実(液果)は球形で径約1cm、黒紫色に熟す。

  <よく似たもの>
  ナルコユリ : 茎には稜がなく葉は細長い。
  ミヤマナルコユリ : 花柄は葉の裏面にそって伸びる。茎は丸い。

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